Hanaikebu by Takasegawa canal conference 京都木屋町 花生け部
7月21日(土)
毎月第3土曜日開催の 京都木屋町 花生け部に参加しました。
7月の京都は、祇園祭に関わる一連の行事が1ヶ月にわたり繰り広げられ、コンチキチン♪の音色とともに祭りムード一色の街中。
そんな時期にあやかって、花生けのテーマに選ばれた「祇園祭 山鉾巡行」。
最初に 今回のテーマについて 西村先生のミニ講義、歴史にストーリーがあって 分かりやすく 面白いんです。
祇園祭の見どころである『山鉾』の 豪華絢爛な懸想やまっすぐと上に伸びる鉾頭をイメージしながら 夏の彩り豊かな花々を各々鉾に見立てて生け、最後には 高瀬川に隊列を組み 水の中を巡行しました。
うわぁー 楽しいなぁ。
と、私が感じた理由は、まず 自由創作ができることに対して、そしていろんな花に触れられること。
植物の自然の形って、色って、 テクスチャーって、自由で、 面白くて、 美しいわ。。
とか考えながら ふんわりやってると あっこ姐さんに見つかって、
「まだまだスペースあるやないの〜、あれもこれも 挿して行こうぜ」と
私の挿してた遠慮がちな鉾頭を 遥かに超えていく黄色いオンシジュームや おもちゃ瓜(?)をどんどこ手渡され 手伝ってもらったのでした。
あとで思ったけど 私は 今回初参加で、その後 どんな景色が待っているのか 全く想像できていなかった。
前日の雨で 濁流気味な高瀬川に レンガブロックを並べていただき、みんなの生け花を並べる、、
あ あれ、私の山鉾、誰のよりも一番高くて なんかゴージャス!
少々やりすぎなのでは、と思ったのに、透け感のある鉾先は暑苦しくもなく、重量感のある台車部分は安定感がありました。
そよそよと オンシジュームの間を抜ける風。
「細かな装飾に気を使っていても そうなんやな、で終わってしまうけど、もっと 花が生けられる背景を考えることが大切です。」
そうかぁ、フラワーアレンジメントの要領で その取り合わせがパッと見で 美しいかどうかだけ を気にしてしまってたかも。
景色に映る生け花、空間を映えらす生け花の考え方が 少し見えたように感じました。
前回の朱雀の花会でも感じたのですが、用意されているのは 季節感たっぷりの多種類にわたる花々。
西村先生の 誰にでも気軽に花を楽しんでほしい、四季の風景を高瀬川の流れとともに感じられる機会を作りたいという想いが伝わってきます。
部活と呼ぶにふさわしい 終わった後の達成感といい感じの徒労感があります♪ 楽しかったです。
京都木屋町花生け部は 毎週第3土曜日に 開催されています。
リンク貼っておきますので、参加希望の方は 西村花店 西村さんへご連絡ください。
毎月 季節を織り交ぜた テーマとミニ講義付きで きっと楽しめるはずです!
最初に 西村先生のミニ講義と花生けのデモンストレーション。
ビビビットっ こんなにたくさんの生花に触れられる機会って、普段無いと思うんです。
前日の雨のせいで 川の水は深くて濁流気味でしたが・・・
無事に巡行〜
西村花店の入り口で、山鉾と長刀鉾のミニ鉾巡行🎐