夏が終わる。
日焼けをして 日本から持ってきたファンデーションが白浮きするようになったので、新しいのを購入するか悩んでいます。日焼けした肌のことを’Tanned skin’ というらしく、今までは全身美白であること(日焼けしないこと)を気にしていたので、Tanned Skin は健康的でアクティブな新しい自分になったようで 新鮮で 結構気に入ってます。(ゴールド系のアクセサリーも前より似合う!)
新型コロナウイルスの大流行で、今年は多くの人がそれまでの生活から変化を強いられ、年始に思い描いていたような成果が出せていない、という人も多いのではないでしょうか。
個人的に振り返ると、経済・社会がスローダウンしたことで、腰を据えて 「できるだけたくさんの花を育てる」というふわっとした目標にも集中することができたと思います。チャレンジしたものの、花が咲くところまでいかず、断念した花もたくさんあるけど、おかげで一年目のアメリカジョージア州の季節を じっくりと体感することができました。
いつになったら春が来るのか、暑い暑いとうわさの夏が 一体どんなものなのか、とドキマギしていたけれど、いろんな花の開花と共に季節はやってきて、最近ではふと 秋の空気を 感じるようになってきました。
売り込みや販売を全然しなかったし、夏にグリーンハウス内で巨大ファンを回しながら植物を育てるのは正直電気代の無駄だったな、と失敗や無駄に感じることにはキリがないから、とにかく来年に向けてまたコツコツ準備を初めています。
知り合いのベテランファーマーに
”Growing plants is all about experimenting. Nature leads you along with each season.
植物を育てるというのは 全て実験だよ。季節に沿って 自然がちゃんと導いてくれるから安心して。”
というようなことを言ってもらった。
“I'm a flower farmer.”と自己紹介することが増えたこの頃。テニスコート一面分 まぁ花育てたし、来年もやるし、という具合に 自覚しながらやっています。日焼けした肌にはしゃいでいるところなので、板に着くのはまだ先の先のことです。
Chinese aster ‘Peach dwarf’ & Ornamental grass ‘Frosted explosion‘